と思っていると、手をつないだまま、スタスタと足早に颯斗が流れるプールに向かっていた。 「ちょっと颯斗、足が速いよ。咲、もうちょっとゆっくり歩きたいよ」 そう言っても、颯斗はゆっくり歩くような気配もみせない。 歩くというか、競歩に近いというか、ほぼ小走りで流れるプールに向かっている。 そして、プールに入ると、やっと咲の方を見てくれた。 「もちろん似合ってるけどさ。他の男に咲のそんな姿は見せたくないから」