「っ、颯斗っ」


「あーあ、そんな甘い声。ずっと聞いていたいんだけど」


「……っ」


「本当にいろいろ我慢できなくなりそうだから、今日のところは、これで勘弁してあげる」


そう言って颯斗は、咲のおでこにちゅっと軽くキスをした。


こんな颯斗、カッコよすぎて、なんだかえっちで、それからものすごく優しくて。


咲は、今までよりももっともっと颯斗のことが好きになった。