見ると咲の横に片肘をついた颯斗が寝そべっている。


恥ずかしすぎる。


好きな男の子との同居って、こんな感じなの?


いろんなことが起こりすぎて、もう心も体もついていかない。


「あれ? だいふくは?」


とか白々しく聞いてしまう。


「ん? 咲の部屋じゃね? 連れてこようか?」