やっと声が出た。 あまりにびっくりしすぎて、なかなか声が出せなかったよ。 咲のベッドにいた理由が、『そんなのもちろん、咲と一緒に寝たいから』だとしたら、こんなのすぐに襲われちゃわない? もちろん颯斗のことは好きだけど、キス以上はまだ早すぎるっていうか、なんというか。 でも、 「咲、おはよう。やっと起きたっていう感じ?」 そんなことを言われながら、ハグ程度だけど緩ーく抱き寄せられたら、思わず颯斗の背中に手をまわしてしまう。