「もう一度キスをさせて。それで咲が俺の腕の中にいるんだって、感じさせて」


颯斗はふわっといい香りをさせて、清潔感あふれる唇を咲に近づけた。


「俺を好きになってくれてありがとう」


そう言われてされたキスは、さっきまで以上に甘くて、思わず崩れ落ちそうになるキスだった。