「入れば」 そう言っている間も、だいふくを離そうとしない。 だいふくは誰とでもすぐに仲良くなっちゃうネコだから、颯斗に抱かれても暴れたりせずに、大人しく抱っこされている。 颯斗はだいふくを抱えたままソファに座り、それからひざの上にだいふくをおろした。 「にゃー」 小さな声で鳴くだいふくの頭を撫でている。