うれしくて、玲菜ちゃんが咲の気持ちをわかってくれたのがうれしくて、なにより玲菜ちゃんが颯斗を好きじゃなかったのがうれしくて。 咲は玲菜ちゃんに飛びついた。 「ありがとう、玲菜ちゃん」 「うん、大丈夫だよ咲ちゃん。あたしのことは心配してくれなくてもいいよ。そういう理由で、王子くんのことは好きでもなんでもないんだから」 「うん、うん。ありがとう」 玲菜ちゃんに飛びつくのをやめて、玲菜ちゃんの顔を見る。