だから、私は。



「....................................、」



〝名前〟を呼ばれても、現状は。



無視...............を貫き通す心構えだけど。



私が無視してもめげないお気楽男子は。



「緒池ちゃん、俺呼んでるんだけど?」



わざわざ近くまで来て、
私の肩に手を置いてまで話しかけてくる。



そんな生活が1週間も続けば。



私の我慢の限界が、近づいてきてるのを、
全く、知るよしもないお気楽男子。



お気楽男子が近くにいることで、
ジロジロと感じる視線は...............もう、嫌。



だから..............................



「私、あんたと関わりたくない!」



今にも、
学校中に響きそうな声で、そう叫んだ............