昔は、怖い人がいたら泣いてたのに。
桃くん............っ、
いつのまに強くなったんだ......と。
ビックリしながらも、
桃くんの背中を見つめて思っていると............
「............1人にして、ごめん」
近くの警察官に、犯人を引き渡して、
戻ってきた桃くんに声をかけられた。
「.........っ、それは全然っ、」
「ビックリ、させてごめん」
全然なんて言いながらも、
桃くんには、驚いているのはバレてたみいっ。
「.........少し、だけだよ、ビックリしたの、」
そう、ほんの少しだけだもん...............



