黎はベッドを見て百合ににっこりと笑った。
「……黎。せっかくのお休みなんだからお出かけしたい!」
「百合は外に出すと行ったところへ夢中になって、俺といること忘れるだろ」
「そんなことはないわ。最近は匠もいるから気にしてるもの。あの子よく泣いたりするし。だから私きちんとしてるの」
「うるさい。今日は俺が作った日なんだから俺の言うとおりにしろ。外には後で出かけるから。時間があれば例の映画も見に連れて行ってやる」
「ホントに?嬉しい、黎、大好き」
抱きついてきた彼女をとっととベッドへ運び、昼間からカーテンを引いて側へ置いた。



