「……もう、知りません。そういうことばっかり言って。こんなにしつこい人だとは思わなかったわ。もう、嫌いよ」
「そう?なら、契約に戻る?」
百合は黎をじっと見てつぶやいた。
「意地悪。本当に、意地悪よね。黎っていじめっ子だったでしょ。前から私のこといじめるもの」
「当たり前だ。百合をいじめていいのは俺だけだ。いじめるだけじゃなくて、可愛がってやってるだろ?まだ、足りないのか?」
そう言って、抱き寄せるとキスをした。
黎の手がビキニの胸元で不埒なまねをし出して、百合は彼の手をつねった。
「こらっ!もうおしまいよ。黎ったら、お昼間からダメ」



