さて、ストレス発散の後はやはりソトヅラのよい涼子&春子さんに戻る。


昼休みが終わり5時間目の授業ほど眠いものはない。


眠気と必死に戦いつつ春子はノートをとっていた。


涼子はとゆうとノートをとらずに先生の話しに全神経を注いでいる。


はじめその異様な涼子の行動は周りの生徒、そして先生達の間で話題になった。


正直、メンチをきっているみたいでこわい。


しかし、それが涼子の勉強方らしいかった。


一度聞いた事をすぐに覚えられるらしい。


やはり天才だ!


春子のケータイがなった。


サイレントにしてあるので机の中で光るだけである。


涼子からだ。


『今一ノ瀬くん寝て起きたらよだれたれてたよ♪』


いらねー情報!!


たまにこうゆうメールが涼子からくる。


早速返信


『ご丁寧に教えてくれてどうも(^_^メ)』


メールをうっていると隣の席の山本がのぞいてきた。


春子はさっと携帯をかくして手紙を書く。


『みるな』と書いて山本になげつけた。


山本は春子の幼なじみ。


春子が唯一心を許せる男友達だ。


しかも同じクラスの隣の席だなんて!


春子は山本をにらんでから、にこっと笑った。



山本もはにかんだ笑顔をみせた。


その表情に何故か春子はドキっとしてしまった。