あの日を境に
加奈との距離は縮まっていった


俺は毎日加奈の居る河川敷へ足を運んだ


繊細な加奈の筆先

筆を握る細く白い手


伏し目がちの長いまつ毛



毎日
毎日
何度見ても


飽きることはなかった