―――ガタガタガタ
……?
振動を感じる
薄目を開けると
見慣れない景色
店長の車
どこ向かってるんだろ?
「あゴメン、起こしちゃった?」
目が覚めてから
1番始めに
聞こえるのは
愛する人の声
何て幸せなんだろう
「いえいえ
いっぱい寝ちゃってゴメンなさい…」
「良いの良いの、
安心してくれてる証拠やから」
「ヘヘ…そうですね!
今どこ向かってるんですか?」
「秘密~、良い所」
…良い所?
私は窓の外を見た
もう車のライトも街灯も付いてる
太陽はすっかり沈んだ
腕時計に目を下ろす
あ、もう6時になるんだ
どんだけ寝てたんだ?…私
いつから出発したのかも
全然分かんないや
店長の顔、
暗くてよく見えないけど
ニコッて笑ってる様に見えた
「どこですか~?」
「もうちょっとやから
待っててな」
「は~い」
店長は手をのばして
ポンポンって
私の頭を撫でた
店長…
さっきも撫でてくれたな
私の頭…
あれ?
そういえば
さっきそのあと
店長に
チューされたんだ!
あまりに眠くて
気にしなかったけど
思い出したら
だんだん
恥ずかしくなってきた
暗くて良かった
今明かるかったら私
顔が赤くなってるの
バレちゃう所だったよ…
次々に変わる景色に
胸を弾ませながら
それから10分位で
車は止まった
……?
振動を感じる
薄目を開けると
見慣れない景色
店長の車
どこ向かってるんだろ?
「あゴメン、起こしちゃった?」
目が覚めてから
1番始めに
聞こえるのは
愛する人の声
何て幸せなんだろう
「いえいえ
いっぱい寝ちゃってゴメンなさい…」
「良いの良いの、
安心してくれてる証拠やから」
「ヘヘ…そうですね!
今どこ向かってるんですか?」
「秘密~、良い所」
…良い所?
私は窓の外を見た
もう車のライトも街灯も付いてる
太陽はすっかり沈んだ
腕時計に目を下ろす
あ、もう6時になるんだ
どんだけ寝てたんだ?…私
いつから出発したのかも
全然分かんないや
店長の顔、
暗くてよく見えないけど
ニコッて笑ってる様に見えた
「どこですか~?」
「もうちょっとやから
待っててな」
「は~い」
店長は手をのばして
ポンポンって
私の頭を撫でた
店長…
さっきも撫でてくれたな
私の頭…
あれ?
そういえば
さっきそのあと
店長に
チューされたんだ!
あまりに眠くて
気にしなかったけど
思い出したら
だんだん
恥ずかしくなってきた
暗くて良かった
今明かるかったら私
顔が赤くなってるの
バレちゃう所だったよ…
次々に変わる景色に
胸を弾ませながら
それから10分位で
車は止まった

