15歳差の愛してる.

お父さんは
無情にも私を
苦しめる言葉を
次々に発した

「分かってるとは思うけど
さくらとも連絡はとるなよ」


その時は
テレビの音なんて
耳に入って来なかった

ただただ必死に
1階にいる
両親とお兄ちゃんの会話を
聞いていた。

え?何ソレ?
お願い。
お兄ちゃん。
それだけは言い返してよ

お願いだよ
お願いだよ
お願いだよ
お願いだよ



「おぅ。
分かった。」