千瀬垣くんの所有物には絶対ならない!

恋愛(学園)

文屋りさ/著
千瀬垣くんの所有物には絶対ならない!
作品番号
1695574
最終更新
2024/03/31
総文字数
2,797
ページ数
7ページ
ステータス
未完結
PV数
706
いいね数
1

┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁┈┈┈┈┈┈┈┈



「ねぇ、俺まだ
帰っていいなんて言ってないけど」




日本有数の資産家、
【千瀬垣家】の跡取り御曹司で


どんな女の子だって
振り向いてしまうほどの

美貌と容姿を兼ね備えていて。





「俺が呼んだらすぐ来なくちゃ」


「で、でも先生に呼ばれてて……っ」


「先生と俺、どっちが大事?」




いつも少し気怠そうで
興味のないことには一切関心を示さない。





毎日たくさんの人に囲まれていて
キラキラした世界の中心にいる彼。




「キミの中で俺の優先順位ってどこ?」


「えっと、それは……!」


「はい、アウト。
そこは瞬時に“1番です”って答えないと」


「(横暴すぎる…!)」


「彩加ちゃん、まだ分かってないみたいだね」


「……!」


「もっと強引に、教えてあげないと」




だけど、千瀬垣くんは今日も
私にだけ、なぜか執拗に執着してくる。




そんな彼の
お世話係という名のアルバイト。





================

シフトは週に2回

時給は破格の3,000円

【仕事内容】
千瀬垣くんの話し相手


※そして特筆事項※
『倒産寸前の父の会社の援助』

================



お父さんの会社を救うため

強引にやらされることになった、このアルバイト。




「クビにされたくないんだよね?」

「だったら、ほら
俺のいうこと……ちゃんと聞いて?」



だけど、あのとき
なんとしてでも断っておくべきだったんだ。




「だってキミは、俺の所有物なんだから」



こんなバイトを引き受けなければ
千瀬垣くんと知り合うことすらなかったのだから。




私の平凡な高校生活が


今、少しずつ






崩れ去っていく。




《千瀬垣くんの所有物には絶対ならない。》

2023.04.16〜


あらすじ
「まだ分かんないの?キミに拒否権ないんだってば」あることをキッカケに、週2回のアルバイトとして日本有数の大企業『千瀬垣グループ』の一人息子である優世(ゆうせ)の召使い…ならぬ、パシリ…ならぬ、身の回りのお世話をすることになった彩加(さいか)。優世の気まぐれに振り回されっぱなしの彩加だけれど、どんな女の子でも振り向かせちゃうくらいの美貌と容姿を兼ね備えた彼にはいつも逆らえなくて…!?

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