花村くんが眠るのは




「それにしても、うちの制服じゃないね」

「じゃあきっと、他校に彼女いるんだよ……」

「だから、彼女って決めつけるのは早いって」

「……でも、」

「彼女いるなら、とっくに噂になってるよ」



そう……なのだろうか。それも否定はできないけれど。でも、どう見たって彼女としか思えない。




結局花村くんとその子は腕を組んだまま行ってしまって。私は優希ちゃんに慰められながら帰った。



しかも季節の変わり目のせいか、次の日の朝起きたらものすごく体調が悪くて。そのまま学校を休むことに。

いろんな感情が、ぐちゃぐちゃと混ざりあう。

熱でぼーっとする頭の中では、しばらく考えることをやめた。