彼の一番の側近であるミハエルはレオンハルトとほぼ年が変わらないにも関わらず、これまた彼の母親のように世話焼きな性格で、レオンハルトの婚約者候補を見つけては資料に忍ばせているのが常だった。 今日もいつものことかと思いながら目を通していると、その婚約者候補の令嬢の髪がピンク色だったことに目がいった。 「淡い、ピンク……」