領民に寄り添った治世の引き継ぎを目指しているレオンハルトも、貴族としての所作や知識だけではなく農業や繊維業、貿易業などあらゆる知識を得るように努力をした。 そんな彼は、ふと報告書の中にある一つの資料が気になって目を止めた。 「婚約者か」