「本日はありがとうございました」と店員さんに紙袋を手渡され、お店を後にする。
もう、私の胸は嬉しさでいっぱいだった。
その思いが溢れ出し、車に乗る手前でぎゅっと望さんに抱きついた。
私から抱きつくのは初めてで、少し恥ずかしい。
「望さん、本当にありがとうございます」
「構わないよ。 水姫を一生大切にするという証だ」
そういう事がスラっと口にできる望さんはすごいなぁといつも思う。 それと同時に、私のことを本当に大切に思ってくれているのが痛いほど伝わる。
だからこそ、安心して望さんを好きでいられるんだ。
「さぁ、ディナーへ行こうか」
そう言って私の頭をポンっと撫でると、いつもの様にエスコートしてくれた。
ゆっくりと車を走らせ次に向かった先は、1番最初に望さんと医院長と食事会をした、あの高級ホテル。
車を降りてエントランスへ入るとエレベーターに乗り、最上階へと向かう。
レストラン入り口で「桜川様、お待ちしておりました」とにこやかなウエイトレスさんに案内された席に腰かける。
以前のように大きな窓から夜景が一望できる、店内で1番いい席だった。
相変わらずドキドキはしているけれど今日は望さんと2人だけのディナーで、なんだか居心地もいい。
もう、私の胸は嬉しさでいっぱいだった。
その思いが溢れ出し、車に乗る手前でぎゅっと望さんに抱きついた。
私から抱きつくのは初めてで、少し恥ずかしい。
「望さん、本当にありがとうございます」
「構わないよ。 水姫を一生大切にするという証だ」
そういう事がスラっと口にできる望さんはすごいなぁといつも思う。 それと同時に、私のことを本当に大切に思ってくれているのが痛いほど伝わる。
だからこそ、安心して望さんを好きでいられるんだ。
「さぁ、ディナーへ行こうか」
そう言って私の頭をポンっと撫でると、いつもの様にエスコートしてくれた。
ゆっくりと車を走らせ次に向かった先は、1番最初に望さんと医院長と食事会をした、あの高級ホテル。
車を降りてエントランスへ入るとエレベーターに乗り、最上階へと向かう。
レストラン入り口で「桜川様、お待ちしておりました」とにこやかなウエイトレスさんに案内された席に腰かける。
以前のように大きな窓から夜景が一望できる、店内で1番いい席だった。
相変わらずドキドキはしているけれど今日は望さんと2人だけのディナーで、なんだか居心地もいい。



