浮気されたら、エリート整形外科医に溺愛されました【完】

当然、プランナーさんには医療業界のことなんてわかるはずもないだろうけど、こうやってその仕事を専門にしている人たちがいるからこそ、安心して任せられるんだよね。


「へぇ、なかなかいいドレスだな」

「はい。 まぁ、完全に一目惚れです」


改めてウェディングドレスを見てみると、やっぱり素敵。
写真で見ているのとは違う。

1つ目は、プリンセスラインのふんわりとしたウェディングドレス。
フリルがたっぷり付いていて、大きなバックリボンが特徴的だ。

もう一つは、トレーンが長いAラインのシンプルドレス。
チャペルの階段に流れるような感じで撮影されていたのがすごく印象的で、着てみたいと思った。

どうしよう……。
やっぱり迷ってしまう。

一生に一度だと思うと、絶対に後悔はしたくない。


「水姫、両方試着してみて、自分が着たい方を選べばいいよ。 どちらも違うと思ったら、また選びなおせばいい」

「そうですよね。 とりあえず、試着してみます」


プランナーさんが試着室へと案内してくれ、無理のない範囲内で試着してみる。

迷いに迷って、それぞれ望さんに見てもらった結果、シンプルな方のウェディングドレスに決定した。