あの日ふたりは夢を描いた

「どうして今日は来てくれたの?」

「私の私物に、知らないうちに書き込まれていた理央くんからのメッセージを見つけて」

「あらまぁ、あの子らしいわね」

お母さんはふふふっと我が子を思いながら微笑んでいた。

「私の思いを誰かに伝えたくなってしまって……
それで理央くんを一番理解しているお母さんにと思って」

「……それで来てくれたのね」

お母さんは静かにうなずいて話を聞いてくれた。