あの日ふたりは夢を描いた

「くじけそうになったら私が背中を押すから、安心して夢に進めばいいよ」

ふわふわの優しい笑顔でそう言ってくれた。

私は大丈夫だ。味方でいてくれる人がたくさんいる。

それからも毎日のように書き続けた。

学校生活は今までと同じでつらいことも多い。
できないことも苦手なことも多い。

だけど空いた時間を書くことに集中することで、すぐに気持ちを切り替えられるようになったし、なによりやっぱり楽しい。

物語を作っていくのはとてもクリエイティブで面白かった。

自分だけの物語を紡いで、誰かが読んで評価してくれる。

自分の作品に込められた思いが少しでも読者に届いたのなら、なにかを感じてくれたのなら、それは最高に幸せなことだ。