あの日ふたりは夢を描いた

私はステージ上ではなく観客側のよく見える位置から最終確認をしていた。

冴えない少年が少しずつ変わっていく様子を真柄くんが上手に演じていた。

個性豊かな魔法使いが舞台に登場すると一気に華やかになる。

衣装もポップで可愛く、七色あるカラーがみんなによく似合っている。

個性の際立つ魔法使いと少年のやり取りはクスッと笑ってしまう。セリフの間の取り方も完璧だ。

少年と魔法使いの別れのシーンは心がじんわりと温かくなる。

夏休み明けの少年は、見違えるほど生き生きとした表情をしていた。

幕が降りて劇は終わりとなる。