あの日ふたりは夢を描いた

こんなふうに思ったことを伝えたのは、心を通わせたのは何年振りになるだろうか。

また二人で他愛もない話をして笑顔になれるだろうか。

「あっ、お湯」

ふとお湯が沸いていたことを思い出し、キッチンに移動する。

お母さんの分のカフェオレも作って出すととても喜んでくれた。

それからゆっくり話をしているとその日の夕飯がいつもより遅くなってしまい、帰ってきたお兄ちゃんが文句を言っていた。

それ見てまた二人で微笑んだ。