あの日ふたりは夢を描いた

いろいろなことが入り混じって私のことが好きではないんだと理解した。

だけど今はそんなこと関係ない。グループの輪を乱してあるのは間違いなく私であるから。

大人しい後藤くんはなにも言わず、ただ目を点にして花井さんと吉浜くんの顔を交互に見ていた。

……全部私のせいだ。私がいつもみんなに迷惑をかけている。


「……ごめんなさい」

声が小さすぎて誰にも届いていないだろう謝罪を口にする。
耳を塞いで今すぐ教室を飛び出したかった。

結局私はなにもできず、ただ時間が過ぎるのを待っていた。

グループワークが終わり机を元に戻すとき、『花井のことは気にしなくていいから』と吉浜くんが小声で私に伝えてきた。

花井さんを怒らせて吉浜くんには気を遣わせて……