あの日ふたりは夢を描いた



次の日、洗濯したジャージを紙袋に入れて持ってきたが、あいにく彼は学校に来ていなかった。

彼の姿が見えない寂しさを感じながらも、なんとか授業をこなしていく。

けれども私にとって大きな壁である現代社会でのグループワークは突如やってくる。

「それでは六時間目でみなさん気が抜けていると思うので、今日はグループワークをします」

顔が青白く背がひょろりと高い“もやし”とあだ名を付けられたその先生が、通らない声でそう言っている。

六時間目の最後の授業で喜んでいたが、心は先生のそのひと言で奈落の底に突き落とされた。