あの日ふたりは夢を描いた

「きみはなにも悪くない。僕は一緒にいたい人といる。それだけさ」

彼の自由な発言を聞いていると噂話なんてもうどうでもよくなっていて、思わず笑ってしまった。

「そう。そうやって笑っていればいい。僕はいつもきみの味方だ」

「ほんと自由なんだね、あなたは」

それから学校のことや夢のこと、彼の親友の吉浜くんのこと、いろいろな話をしていたらあっという間に時間が過ぎていた。

ふと窓を見るといつの間にか雨も上がっていて、帰るにはちょうどよかった。