私の大切な人

いつも通り検温と血圧を測った。
やっぱり血圧が高い
何でかな?
私は点滴押しながら公衆電話に行った。
家に掛けた。
電話に出たのが弟だった。
お母さんに代わってもらった。
どうしたの?
こんな朝早く何かあったの?
声が聞きたかっただけだよ。
ちょっと寂しくなっただけ
朝早く
ゴメンね
じゃあ切るね
私はホームシックになっていた。
点滴押しながら病室に戻った。
朝ごはんが来ていた。
今日はパンの日だった。
美味しかった。
私は歯磨きをした。
今日はお風呂の日だな
私は入れるのかな?
お風呂入りたいなあ
看護師さんに来てみようかな?
聞いてみたら
お風呂はまだダメらしく
身体を拭いてくれるらしい。
私はショックを受けた。
着替えはしても大丈夫って
言われたから
1番可愛いパジャマに着替えよう。
早くお風呂に入りたいよ
いつ退院出来るんだろう?
早く帰りたいよ。
まだまだ退院は出来そうではない。
本当に帰りたい。
看護師さんが病室にやって来た。
身体を拭いてくれるために
すごく気持ちが良い。
頭まで洗ってくれた。
スッキリした。
着替えも出来たし
点滴の針を刺している所が腫れて来たので
また針を抜かないといけない。
もう嫌だあ
痛いから
早く点滴が終わらないかな?
今日は先生の診察があるから日だから
先生に聞いてみよう
また点滴の針を差し変えた
なかなか血管が見つからない。
また反対の手の甲に針を刺した。
本当に手の甲は痛いよ。
点滴が漏れた時が
かなり痛い
看護師さんに髪の毛を乾かしてもらった。
長いからなかなか乾かない。
看護師さんに申し訳ないなあ
忙しいのに
自分で出来たらするんだけど
出来ないから頼むしかない
情けないよ
髪の毛が乾いたので後は
自分で髪の毛を二つに分けて
三つ編みをした。
久しぶりに髪の毛洗ったので
かなりスッキリした。
気持ちもスッキリした。
あっという間に
お昼ご飯の時間になって居た。
あまり食欲がないから
あまり食べなかった。
冷蔵庫にプリンがあったので
それを食べた。
お昼からは診察があるから
まだ時間だあるから私はマフラーを編み始めた。
もう少しで仕上がりそう
間に合うかな?
クリスマスプレゼントに
まだ帽子も編まないといけない
私は誕生日までには家に帰れるんだろうか?
かなり不安になって来た。
看護師さんがガーぞ交換に来た。
手首と横腹の傷の具合を今日は見てもらう。
ガーゼ交換はすぐに終わった。
診察の時間がちょうど来たので
外来に車椅子で降りた。
看護師さんが車椅子を押してくれた。
自分では車椅子を乗れないから
点滴があるから
私は外来の待合室で呼ばれるのを
待っていた。
30分ぐらいしてから呼ばれた。
肺炎の方は
これからレントゲンを撮ってみてみましょう。
手首の方は抜糸しますね。
横腹も抜糸します。
良くなって来てますよと
先生は言って
くれた。
じゃあ今からレントゲンを撮って来て下さいと
言われたので
私は看護師さんに連れて行ってもらいました。
順番が来たので私は
レントゲン室に入った。
その時に立ちくらみがして
倒れてしまった。
起きたらベットの上だった。
聞いたらレントゲン室で倒れたんですよと言われた。
今日はもう安静にして
横になっって下さいと看護師さんに
言われた。
レントゲンは次の診察の時に延びました。
また採血をするって言われて
3本も血を取られた。
血がなくなるよ。
また輸血になりそうだな
晩ごはんまで時間があるから私は少し眠った。
起きたら
ちょうど晩ごはんの時間だった。
病室には
まりあが来てくれていた。
大好きなケーキを買って来てくれた。
私の好きな黄色いモンブランと
苺のショートケーキを買って来てくれた。
何か気を使わせてしまって
ゴメンね
長い付き合いなんだから
気にしないでと言われた。
まりあと話してたら
おめでたい事がありました。
それは
まりあが結婚するらしく
相手は婚活パーティーに来て居た人らしくて
私は涙が出て来ました。
まりあ
おめでとう
本当に良かったねと話した。
次は
ありさの番だよ
私は
どうかな?
結婚本当にするのかな?
何か不安になって来た。
達也の事があるから
信じれないんだあ
どうしよう!
彼が居なくなったら
大丈夫だよ
彼は
そんな人じゃないよ。
ありさの考えすぎだよ。
彼は本気でありさの事
考えてるよ。
だって彼から相談されたもん
ありさの事を
え!
何で
それは達也さんの事を
かなり気にしてて
ありさが達也さんの所に
戻るんじゃないかと心配してたよ。
俺が仕事で居ないときに
一緒に居るんかなとか
彼なりに不安になって居たよ。
だから私は
ありさは絶対に居なくなりませんから
安心して下さいと言っておいたよ。
彼さあ
かなり不安な顔してたよ。
ありさが達也さんとあってるのが気にかかるって言ってたよ。
まだ会ってるの?
昨日ね達也と達也のお母さんが来たの
それで色々と話したの。
達也の本当の気持ち聞いたの
ありさは何て答えたの?
私は友達になろうと言ったよ。
後は陽子さんと
きちんと話して
やり直して下さいと話したよ。
忘れる事はお互いに出来ないから
じゃあ友達になろうと
私が言ったの。
達也は納得してくれたよ。
そしたら普通に会えるからって
友達になったの
それは
ひでくんに話さなきゃいけないんだけどね。
納得してくれるかな?
納得してくれたら良いんだけど
次の休みがいつなのか
分からないから。
いつ来るかは分からないから
逆に怖いよ。
達也と鉢合わせしないか?
なるべく避けたいよね。
とりあず晩ごはん食べた方が良いよ
まだ居れんでしょ!
消灯までは居るよ。
良かった。
1人が
かなり寂しくて
ホームシックにかかったから
ちょうど
まりあが来てくれて良かった。
本当に
ありがとう
後ね彼の相談相手になってあげてね
私には言えなくても
まりあには話すと思うから
よろしくお願いします。
ゴメンね
迷惑かけて
迷惑じゃないよ
長い付き合いなんだから
助け合うのが当たり前じゃん
だから本当に気にしないの。
もう食べないの?
何かね食欲がお昼も
ほとんど食べれなくて
冷蔵庫のプリン食べたんだよ。
小さいから
食べやすくて
水分補給は出来て居るの?
あまり取れてないかな
精神状態は不安定だし
何でかは分からないけど
食欲もないし
水分も欲しくないんよ。
ケーキなら食べれそうかな?
モンブランを食べてみよう。
その前に寝る前の薬を飲まなきゃ
たくさんあるから
種類が
点滴が終わるからナースコールを押した。
そしたら新しい点滴が来た
今より小さくなっていた。
でも24時間だよ
ゆっくり落ちて居るから
もう点滴の針の後ばかり残ってるよ。
手の甲は本当に痛いよ。
点滴変えてもったので
私はモンブランを食べようとしたら
ドアがコンコン音がした。
どうぞと言ったら
目の前に
ひでくんが居ました。
こんな時間に
どうしたの?
仕事は終わったの?
もしかして
バイクで来たでしょう
危ないから車にして夜は
お願いだから
まりあが
じゃあ私は帰るから
ゆっくりして下さい。
まりあは帰って行った。
ひでくんは何も話さない。
どうしたの?
何かあるの?
ちゃんと話してくれないと
分かんないよ。
ありさの気持ちは何処にあるの?
達也さんの所にあるの?
急に何言っているの?
ひでくん変だよ
私の気持ちはひでくんの所に
決まってるじゃん!
何でそんな事を言うの?
達也に何か言われたの?
もしかして達也に会ったの?
何でそんな事するの?
達也に何の用があったの?
話すなら私にすれば良いじゃん
何で達也を巻き込むの?
何を話したの?
達也さんの気持ちが知りたくて
そしたらハッキリ言われたよ
ありさの事
愛してます
この気持ちだけは変わりませんと
言われたよ。
昨日の事も聞いたよ。
友達になったんだろう!
うん
ひでくんが嫌なら止めるけど
でも勘違いしないで
私の気持ちは
ひでくんの所にあるよ。
達也はそりゃあ
友達になったけど
飽くまで友達だから
気持ちがあるとかじゃなくて
私は達也に言ったの
陽子さんと向き合って
2人で幸せになってほしいって
そして私も
ひでくんと幸せになるからと言ったの。
そしたら納得してくれたよ。
ひでくんは信じれないの?
私の事が
だから隠れて達也に会ったんだよね。
酷いよ
ひでくん
別れたいなら言って
まだ間に合うから
別れたいんでしょ!
良いよ
受け入れるから
ハッキリ言えば良いじゃん
今ならまだ2人とも
傷つかずに別れられるよ
もう今日
ハッキリしよう!
私は達也の事は好きではないし
達也の幸せを願っているの
友達になったのは
ちゃんと理由があるの。
達也の気持ちがまだ私にあるのを
知ったから
諦めようとしてくれないから
友達になったの
じゃないと
いつまでも関係が続いてしまうから
忘れてほしいと言ったけど
無理だったし
諦めてほしいと言ったの何回も
それでもダメだったから
そしたら友達になるしかないと
思ったの。
ひでくんには
ちゃんと話そうと思っていたの。
ビンタされた
私に内緒で達也に会うなんて本当に
酷いよ。
やっと話して納得したのに
何でそんな事するの?
またビンタされた
私は信用されてないって事だよね。
何で喋らないの?
何か辛いよ。
達也の気持ちの分かってあげてほしかった。
一応
1年間は付き合って居たんだから
かなり今回の事で自分を責めて居るから
私には分かるの顔見たら
だから達也を責めないでほしいの
悪いのは私だから
お願いだから
もう二度と私に内緒で達也に会わないで。
私は達也に幸せになってほしいの
陽子さんと2人で
私の気持ちがまだ分からないの?
信用されてないなら
別れるしかないよ。
何で何にも喋らないの?
決めるのは
ひでくんだから
私はそれを受け止めないと
いけないから
今決めて下さい。
どうするか?
俺は別れる気はないよ
やっと喋った。
後は友達になるんだったら
なればいいよ
俺は本当の
ありさの気持ちが知りたいだけだから
俺の気持ちは変わらないよ。
ありさは
どうなの?
私はひでくんと幸せになるって
決めてるの。
私も変わらないよ。
心配かけてゴメンね
もう大丈夫だから
安心して
後ね
まりあが来たの。
嬉しい報告があるの。
結婚するんだって
相手は
婚活パーティーで知り合ったんだって
私と
ひでくんみたいだね。
出会いが同じなんて
ビックリしたよ。
結婚式はしないらしい。
写真だけ撮るらしいよ。
だからお祝いのパーティーして
あげたいなと思って
小学校からずっと高校まで一緒だったから
だから軽い食事会してあげたくて
どうかな?
ひでくんは
どう思うかな?
賛成してくれる?
ありさの大切な友達なんだから
当たり前だろ。
ありがとう
会場は自宅で良いかなと思って
料理も私が作れば良いし
ひでくんにも
手伝ってもらうけど
ウェディングケーキは注文するよ
日にちは
まだ決めてないから
私が退院して
ちょっと落ち着いてから
にしようと
料理は得意だから
喜んでくれたら
嬉しいな
ありさは体調は
どうなの?
今日は朝から熱があって
食欲がなくて
冷蔵庫のプリン食べたり
まりあがモンブランを買って来てくれたから
それを食べようとしたら
ひでくんが来たの。
私が好きな黄色のモンブランだよ。
昔ながらの
食べちゃう
そろそろ寝る準備しなきゃ
美味しかった
歯磨きして髪の毛ほどいて
寝る前の薬を待ってなきゃ
看護師さんが持って来てくれるの。
睡眠薬と一緒に
そろそろ時間だから
看護師さんが来る。
ありささん
薬ですよ
婚約者さん来て居たのね
邪魔しちゃダメね
ごゆっくり
薬だけは忘れず飲んでね。
おやすみなさい
また見回りに来ますね。
ひでくん
晩ごはん食べたの?
食べてないなら
何処かで食べてきたら
今日は泊まりでしょう
私は大丈夫だから
私の家で食べて来たら
電話してあげるよ
私は点滴押しながら
公衆電話に行った。
そして家に電話した。
出たのは
お父さんだった。
お母さんに代わってもらった。
そして私は
お母さんに
ひでくんの晩ごはんをお願いした。
よろしくね。
じゃあ
今から行くから
何か食べさせてあげて
後ねバスタオルがないから
ひでくんに渡すから
洗濯物があるから
洗濯よろしくお願いします。
じゃあ私は消灯が来るから
部屋に戻るから
ひでくん
よろしくね
私の部屋で寝かせてあげて
仕事終わりに急いできたから
疲れてると思うから
ゆっくり休ませてあげて
後はお風呂も
よろしく
着替えは私の部屋の引き出しに入ってるから
出してあげて
じゃあ
これからひでくん
行かせますね。
鍵はひでくんが持って居るから
おやすみなさいと言って
電話を切った。
私は
ひでくんに私の家に行くように伝えた。
エレベーターまで送って
私は病室に戻った。
もう消灯時間になってしまった。
私は個室だから消灯時間に
なっても関係ないんだあ。
さあマフラーの間背が近くなった。
やっと完成した。
何とか間に合ったけど
まだ帽子があるから
私は帽子を編み始めた。
何か頭がクラクラする
吐き気もする。
何だろう
私はナースコールを押した。
急いで看護師さんが来てくれた。
熱を測ったら39℃も熱があった。
急いで看護師さんが氷枕を持って来てくれた。
血圧も測ったら
かなり高かった。
だから頭がクラクラするらしい。
私はその日は大人しく
早めに寝る事にした。
今日も色々あったな
疲れちゃった
私はまた
カミソリで手首を切ってしまった。
見回りの看護師さんが慌てて
声をかけていた。
うっすら覚えている。
ストレッチャーで処置室まで
連れて行かれた。
そして私はそこで意識をなくしていた。