入院２日目の朝
朝から採血と検尿をした。
そして顔を洗って朝ごはんを食べた。
朝はお味噌汁が出るから
嬉しい
後は果物と
お粥と牛乳
私は
お粥が食べれないし牛乳が飲めないから困る。
普通の白いご飯が食べたいなあ
病室には看護師さんが来た。
点滴の交換と血圧を測りに来ました。
私は血圧が
かなり高いらしい
だから起きるのもすぐに起き上がれない貧血もあるし
採血6本取られたから
フラフラでしんどい
私は歯磨きをしようと立ち上がろうと
したら
しんどい
倒れそうになったので
ひでくんが支えてくれた。
もう少しで倒れそうだった。
ひでくんが居てくれて
本当に良かった。
でも迷惑かけてしまったね。
会社まで休ませてしまって
本当に
ごめんなさい
ありさが謝る事ないよ
気にしないで大丈夫だから
だから安心して
俺は
ありさと一緒に居られて
嬉しいよ
刺された所は痛みはないの？
痛みは
かなり痛いよ
痛み止め飲んでるけど
あまり効いてないかな
本当に警察に言わないでいいの？
刺されたんだよ
ありさは被害者なんだよ
何で通報しなかったの？
理解出来ないよ
まだ彼の事が気になる？
彼が好きなの？
違うよ
ただ陽子ちゃんの気持ちが分かるから
だから通報しなかったの
私も悪いから
その事はもう忘れて下さい
お願いします。
本当に大丈夫だから
きちんと彼とは話したから
もう大丈夫だから
彼に
ひでくんの事も話したし
彼は就職で広島に行くから
陽子ちゃんも一緒に行くみたいだし
結婚するんじゃないかな
それでいいと思うし
私にはもう関係ない人だから
私には
ひでくんが居るもん
私には必要な人で大切な存在だから
傷つけたくないしね。
早く退院して会社に退職願いを出さないとね。
俺が出してくるよ。
ちょっと用事で外に出るから
ありさ何処にあるの？
退職願いは
私の鞄の中に入れているよ。
これでいいかな？
うん！
それだよ
本当に出して来てくれるの？
ありがとう
店長に退院したらお店に行きますと
伝えて下さいね。
よろしくお願いします。
本当にありがとう
気をつけて
行ってらっしゃい
帰り待ってるね。
ひでくんは
私の代わりに会社に行ってくれた。
入れ違いに達也が来た。
どうしたの？
1人で来たの？
陽子ちゃんは居ないの？
陽子とは昨日
あれから話し合いをして
別れたよ
何で別れたの
私のせいだよね。
絶対に私のせいだよね
どうしよう
達也
別れないで
ちゃんと捕まえてあげてよ。
今日の起きた事は忘れて
お願いだから
じゃないと私が困る。
悪いのは私なんだから
達也と陽子ちゃんが別れる事ないよ。
何で別れちゃうの！
何でか分からないのか！
お前の事が
それ以上
言わないで
お願いだから
お前の事がまだ好きで諦められないからだよ。
言わないでって言ったのに
何で言ってしまうの
お願いだから
別れないでよ
もう陽子とは無理だ
お前を刺したんだぞ
許せないよ
だから元には戻らない。
広島には1人で行く事にした。
いつ行くの？
卒業式の後には向こうに引っ越すつもりだ。
そうなんだあ
頑張ってね
その前に卒論があるね。
頑張って書いてね。
何か飲む？
冷蔵庫の中に色々あるから
飲んでいいよ。
達也とは
これからは友達ね
ダメかな？
そりゃあ
すぐには気持ちの整理はつかないよ。
私も
でも友達と思えば気持ちもラクになると
思うんだけど
達也は
どう思うの？気持ち聞かせてほしい。
俺は友達なんかにはなれなし
忘れる事なんか出来ないから
今まで通り俺は
ありさを好きで居る。
どうして私の気持ち分かってくれないの？私だって辛いんだよ！
達也だけが辛いんではないんだよ。
私は刺されたんだよ。
分かって
警察に通報しないのは私の気持ちが
まだ少しだけ達也にあるから
だから警察には言わなかったんだよ。
本当は警察に通報しようと思ったけど
それだけは出来なかった。陽子ちゃんのためじゃないから
達也のため
警察に言わなかったんだよ。
この気持ち分かる？どれだけ辛いか
昨日ちゃんとバイバイしたじゃない
なんで私の気持ちに気づかないの
話したよね
私には婚約者が居るって
なのに
どうして
今頃になって現れたりしたの？
私はもう会う事ないと思って居たんだよ。
急に現れたりして
はっきり言って迷惑だよ。
何で現れたりしたの
忘れなきゃいけないのに
今更になってまだ気持ちがあるとか
言われても困る。
もう後戻りは出来ないんだからね
両親にも挨拶したし
私の
おばあちゃんにも紹介したし
もう遅いよ
何でもっと早く会いに来てくれなかったの
私は英行さんと結婚するんだよ。
これじゃ幸せになれないじゃない
達也もう遅いよ
どうする事も出来ないよ。
私は幸せになりたいの。
達也の事でかなり傷ついたから
今は支えてくれているのは
英行さんなの
必要なのは達也ではないの
分かってほしいの
本当に私の事が思っているなら
理解してほしいの！
これだけ言っても理解してくれないの！
私に
どうしろというの！
英行さんと別れたら納得するの！
そんな事は出来ないよ。
裏切る事になるから
あんな良い人いないから
達也も
もう一度ちゃんと陽子ちゃんと話し合って
陽子ちゃんには達也が必要なんだよ。
陽子ちゃんには大切な存在なんだよ。
何で分かってあげないの？
ちゃんと気持ち分かってあげて
じゃないと陽子ちゃん死んじゃうよ！
手紙に書いてあったんだから
達也が居ないと生きていけないし
生きている意味がないから
もし達也が離れて行ったら私は死にますって書いてあったんだから
陽子ちゃんは本当に達也の事を
必要にしてるの。
そんな陽子ちゃんは死ぬまで覚悟してるんだよ。
達也
分かってるの？
でもお前も自殺しようとしたじゃないか！
手首に傷が残ってるじゃないか
でもね両親に反対されているのに
どうするの？
逆らえないって言ったのは
達也だよ
それで陽子ちゃんと付き合ったのは
達也だよ
私はショックで手首切って自殺しようとしたんだよ。
もう少しで腎動脈を切っていたんだよ。
それも切っていたら死んでいたよ。
今更
現れても困るよ。
お願いだから
陽子ちゃんと離れないで2人で幸せになって！
私は恨んでもないし
達也に出会えた事は良かったと思うし
幸せな時間もくれたでしょ！
それだけで十分だよ
ありがとう
お願いだkら
もう一度ちゃんと話してね。
私はもう話す事はないから
帰って下さい
もう
お昼ごはんの時間だし
誰かに見られたら困るでしょ！
だから早く帰ってと私が言ったら
コンコンとドアを叩く音が聞こえた。
誰か来てしまった。
誰かと思ったら友達のまりあだった。
まりあは達也が居る事に驚いていた！
ありさ何で彼が居るの？
それが昨日ね
たまたま私の両親と会ってしまって
達也の親戚が入院してるらしくて
その帰りに病室を私の両親が教えたの
昨日
陽子ちゃんも後から病室に来て
誤解して私は横腹を刺されたの
それで今日は
昨日の事を謝りに来たの。
警察には話したの？
ちゃんと
警察に話さないと
まりあ黙ってて
お願い
達也さんは二度と来ないで下さい。
ありさを困らせないで下さい。
ありさには英行さんが居ますから
2人は結婚が決まってるんで
邪魔しないで下さい。
今更
困ります。
ありさは大切な友達なんで
傷つく姿見たくないんです。
幸せになってほしいんで
もう関わらないで下さい。
早く帰って下さい。
ありさの
お母さんにお弁当を頼まれたので
渡しに来たんで！
ありさの事は心配しないで
大丈夫ですから
達也ゴメンね
何で
ありさが謝るの
違うでしょ
謝るのは陽子ちゃんでしょう
達也さんが来るのは間違ってますよ。
お帰りください。
じゃあ帰るよ。
ありさ
また来るからな
お大事に
達也は帰った。
私は
お昼ごはんを食べた。
お粥が食べれなから
おにぎりと玉子焼きとか入ってる
お弁当を食べた。
病院食は
あまり食べなかった
まりあと話した。
久しぶりに会ったから
会話も弾んでいた。
コンコンとまたドアの音が聞こえてきた。
私は
どうぞお入り下さいと言ったら
わざわざ山口からご両親がお見舞いに
来てくれました。
ただの肺炎なのに
大げさだよ。
ひでくんも心配性だし
遠い所から
本当にありがとうございます。
刺された所の痛みは
どう？
今は痛み止めを飲んでいるので
大丈夫です。
何で
警察を呼ばなかったの？
今からでも遅くないから
警察に来てもらいましょう
ありささんは刺されたのよ
殺人ですよ。
このままではダメよ
ちゃんと警察に言わなきゃ
これから電話するから来てもらいましょう
止めて下さい。
私は本当に大丈夫ですから。
悪いのは私なので陽子ちゃんは
悪くないんです。
悪いは私なんです
だから止めて下さい。
もう済んだ事なんで
私も早く忘れたいので
わざわざお見舞いに来て下さっているのに
嫌な思いをさせてしまって
申し訳ありません。
どうぞ座って下さい。
まりあも座って
飲み物はあるので飲んで下さい。
冷蔵庫に入ってますから
私の友達の
まりあです。
小学校から高校まで同じでした。
1番仲のいい友達です。
ありさの友達の
まりあです。
よろしくお願いします。
こちらこそ
よろしくお願いしますね。
顔が見れたから良かったわ。
そろそろ新幹線の時間があるから
帰るわね。
わざわざ来ていていただいて
ありがとうございました。
元気になったら私が山口に遊びに行きますね。
本当に
ありがとうございました。
また連絡しますね。
ありさ
俺は駅まで送ってくるわ。
何かいる物はあるか？
今の所ないかな
じゃあ行って来るよ。
うん！
気をつけてね
またね
ありささん
はい！
気をつけて帰って下さいね。
私の両親にも伝えておきますので
お大事にね。
ありがとうございます。
ご両親は帰って行った。
遠いのに
わざわざ来てくれるっていいね。
優しい家族だよね。
ありさ
本当に大丈夫？
顔色
悪いし
私は、だんだん意識がなくなって来ていた。
ありさ
大丈夫？
慌てて
まりあはナースコールを押した。
急いで看護師さんが来た。
ありささん聞こえますか？
反応がない
刺された所からの
かなりの出血
看護師さんにも刺された事を言って
なかった。
自分でタオルで押さえていただけだった。
看護師さんがビックリしていた。
警察には話したのかしら？
まりあがkのうの事を話した。
内容は分かりました。
刺された所を処置しないと
私は意識がなかった。
手術室に入った。
傷は
かなり深かった。
ほっといたら命を落とす所だったらしい。
私は１日だけICUに入った。
輸血が必要なぐらい出血をしていた。
私の意識が戻ったのは次の昼過ぎだった。
私は何が起きたのか
全然覚えていなかった。
起きたら病室に
まりあと
ひでくんが居た。
私は病室に戻った。
私の両親まで来ていた。
私は
ひでくんに何でみんなが来ているのか
聞いてみた。
看護師さんが毛お札に連絡をした事を聞いた。
あれほど頼んだのに
誰にも言わないでと
達也の所にも
警察が行くじゃん
就職も決まっているのに
陽子ちゃんの所にも警察が行くじゃん
言わないでってお願いしたのに
私は大丈夫って言ったのに
何で
酷いよ
みんな出て行って
1人にして
お願いだから
私は1人になった。
涙が止まらなかった。
2人は大丈夫かな？
心配だな
コンコンと叩く音がした。
はい
今は1人にして下さいって言ったよね。
今は
そっとしておいて！
警察です、
入りますよ。
本当に警察の人が病室に来た。
ありささんですよね
はい
達也さんと陽子さんは知っていますよね
知っています。
ありささんは陽子さんに刺されたんですよね。
大した事ありません。
大丈夫です。
生きていますから。
何で刺されたんですか？
殺そうとして刺されたんではありません。
ただの勘違いで刺されただけなんです。
だから大丈夫です。
被害届も出しません。
お帰り下さい。
分かりました。
また気持ちが落ち着いた頃に
また来ますので
何回来ても迷惑なので止めて下さい
本当に大丈夫なので
そっとしておいて下さい。
お願いですから
後は
達也さんと陽子さんの所には
行かないで下さい。
お願いします。
お話は以上です。
お帰り下さい
わざわざ来ていただいて
ありがとうございました。
少し休みますので早く出て行って下さい。
私は警察の人を帰らせ
少し眠くなって来たので
仮眠を取った。
１時間ほど寝て起きたら
ひでくんが側に居た。
みんなは帰ったらしい
ありさ
ちゃんと治療してくれ
看護師さんが様子を見に来た。
ありささん痛みはありますかと聞かれたので
今は薬が効いているので痛みはないです。
痛くなったらすぐに呼んで下さいね
今は輸血しているから
安静にして下さいね
出血
かなりしていたので輸血が必要になったらしい。
点滴も２４時間あるのに
もう嫌になるよ
お願いだから
看護師さんお言う事を聞いて
安瀬にしてくれよ。
心配でたまらないよ。
ひでくん心配しすぎだよ
私は大丈夫だから
居なくなったりしないから
ひでくんと
ずっと一緒に居るから
だから心配しないで
肺炎だよ
すぐに治るから
大丈夫
今日はもう寝るね。
看護師さんに睡眠薬をもらって来てほしいな
疲れちゃったから
分かった
ちょっと待ってて
私はその間に手首を切った。
病室からナースステーションまでは
遠いので
すぐには戻って来れないので
その間に手首を切った。
血がぽたぽたと下に落ちていった。
ひでくんが病室に戻って来た時には
私は意識を失っていました。
ひでくんが大きな声で私を呼んでるのが
かすかに聞こえる。
ひでくんは急いで
ナースコールを押した。
どうされましたか？
ひでくんは
ありさが大変なんです。
すぐ来て下さい。
分かりました
すぐに行きます。
看護師さんは慌てて来た。
ありささん聞こえますか？
反応ないわ
急いでせんせいを呼んで来ないと
ストレッチャー動かして
手術室に運ばれた。
ありさは助かりますよね
ひでくんは聞いた。
今は何とも言えません。
お願いします。
助けて下さい。
ひでくんは先生にお願いをした。
待合室で待っていたら
ありさのご両親が来た。
すいません
僕がついて居ながら
こんな事になって
本当に申し訳ありません。
頭を上げて下さい。
あなたが悪いんではないんだから
ありさは大丈夫よ
信じよう先生を
今は待つしかない
入院が
どんどん伸びていく
ありさ
居なくならないですよね
ありさが居るから
仕事も頑張れて居るんだよ。
ありさが居ないと俺はダメになってしまう
お願いだから
無茶ばかりしないでくれ
俺を1人にしないでくれと心の中で叫んでいた。
手術室の電気が切れた。
ストレッチャーには麻酔が効いて
眠って居る
ありさが居た。
先生
ありさは大丈夫ですか？
手術は成功したけど
精神の方がやられて居て
当分は面会謝絶になります。
また次に
こんな事があったら
命を失う事になります。
肺炎の方はだいぶ良くなっています。
それではICUに運びますね。
俺は後をついて行った。
ありさのご両親は顔だけ見て帰った。
後は頼みましたよ。
俺は
ずっと
ありさの側を離れなかった。
なかなか麻酔が切れなくて
起きる事を拒絶して居るみたいですと
先生に言われた。
朝から採血と検尿をした。
そして顔を洗って朝ごはんを食べた。
朝はお味噌汁が出るから
嬉しい
後は果物と
お粥と牛乳
私は
お粥が食べれないし牛乳が飲めないから困る。
普通の白いご飯が食べたいなあ
病室には看護師さんが来た。
点滴の交換と血圧を測りに来ました。
私は血圧が
かなり高いらしい
だから起きるのもすぐに起き上がれない貧血もあるし
採血6本取られたから
フラフラでしんどい
私は歯磨きをしようと立ち上がろうと
したら
しんどい
倒れそうになったので
ひでくんが支えてくれた。
もう少しで倒れそうだった。
ひでくんが居てくれて
本当に良かった。
でも迷惑かけてしまったね。
会社まで休ませてしまって
本当に
ごめんなさい
ありさが謝る事ないよ
気にしないで大丈夫だから
だから安心して
俺は
ありさと一緒に居られて
嬉しいよ
刺された所は痛みはないの？
痛みは
かなり痛いよ
痛み止め飲んでるけど
あまり効いてないかな
本当に警察に言わないでいいの？
刺されたんだよ
ありさは被害者なんだよ
何で通報しなかったの？
理解出来ないよ
まだ彼の事が気になる？
彼が好きなの？
違うよ
ただ陽子ちゃんの気持ちが分かるから
だから通報しなかったの
私も悪いから
その事はもう忘れて下さい
お願いします。
本当に大丈夫だから
きちんと彼とは話したから
もう大丈夫だから
彼に
ひでくんの事も話したし
彼は就職で広島に行くから
陽子ちゃんも一緒に行くみたいだし
結婚するんじゃないかな
それでいいと思うし
私にはもう関係ない人だから
私には
ひでくんが居るもん
私には必要な人で大切な存在だから
傷つけたくないしね。
早く退院して会社に退職願いを出さないとね。
俺が出してくるよ。
ちょっと用事で外に出るから
ありさ何処にあるの？
退職願いは
私の鞄の中に入れているよ。
これでいいかな？
うん！
それだよ
本当に出して来てくれるの？
ありがとう
店長に退院したらお店に行きますと
伝えて下さいね。
よろしくお願いします。
本当にありがとう
気をつけて
行ってらっしゃい
帰り待ってるね。
ひでくんは
私の代わりに会社に行ってくれた。
入れ違いに達也が来た。
どうしたの？
1人で来たの？
陽子ちゃんは居ないの？
陽子とは昨日
あれから話し合いをして
別れたよ
何で別れたの
私のせいだよね。
絶対に私のせいだよね
どうしよう
達也
別れないで
ちゃんと捕まえてあげてよ。
今日の起きた事は忘れて
お願いだから
じゃないと私が困る。
悪いのは私なんだから
達也と陽子ちゃんが別れる事ないよ。
何で別れちゃうの！
何でか分からないのか！
お前の事が
それ以上
言わないで
お願いだから
お前の事がまだ好きで諦められないからだよ。
言わないでって言ったのに
何で言ってしまうの
お願いだから
別れないでよ
もう陽子とは無理だ
お前を刺したんだぞ
許せないよ
だから元には戻らない。
広島には1人で行く事にした。
いつ行くの？
卒業式の後には向こうに引っ越すつもりだ。
そうなんだあ
頑張ってね
その前に卒論があるね。
頑張って書いてね。
何か飲む？
冷蔵庫の中に色々あるから
飲んでいいよ。
達也とは
これからは友達ね
ダメかな？
そりゃあ
すぐには気持ちの整理はつかないよ。
私も
でも友達と思えば気持ちもラクになると
思うんだけど
達也は
どう思うの？気持ち聞かせてほしい。
俺は友達なんかにはなれなし
忘れる事なんか出来ないから
今まで通り俺は
ありさを好きで居る。
どうして私の気持ち分かってくれないの？私だって辛いんだよ！
達也だけが辛いんではないんだよ。
私は刺されたんだよ。
分かって
警察に通報しないのは私の気持ちが
まだ少しだけ達也にあるから
だから警察には言わなかったんだよ。
本当は警察に通報しようと思ったけど
それだけは出来なかった。陽子ちゃんのためじゃないから
達也のため
警察に言わなかったんだよ。
この気持ち分かる？どれだけ辛いか
昨日ちゃんとバイバイしたじゃない
なんで私の気持ちに気づかないの
話したよね
私には婚約者が居るって
なのに
どうして
今頃になって現れたりしたの？
私はもう会う事ないと思って居たんだよ。
急に現れたりして
はっきり言って迷惑だよ。
何で現れたりしたの
忘れなきゃいけないのに
今更になってまだ気持ちがあるとか
言われても困る。
もう後戻りは出来ないんだからね
両親にも挨拶したし
私の
おばあちゃんにも紹介したし
もう遅いよ
何でもっと早く会いに来てくれなかったの
私は英行さんと結婚するんだよ。
これじゃ幸せになれないじゃない
達也もう遅いよ
どうする事も出来ないよ。
私は幸せになりたいの。
達也の事でかなり傷ついたから
今は支えてくれているのは
英行さんなの
必要なのは達也ではないの
分かってほしいの
本当に私の事が思っているなら
理解してほしいの！
これだけ言っても理解してくれないの！
私に
どうしろというの！
英行さんと別れたら納得するの！
そんな事は出来ないよ。
裏切る事になるから
あんな良い人いないから
達也も
もう一度ちゃんと陽子ちゃんと話し合って
陽子ちゃんには達也が必要なんだよ。
陽子ちゃんには大切な存在なんだよ。
何で分かってあげないの？
ちゃんと気持ち分かってあげて
じゃないと陽子ちゃん死んじゃうよ！
手紙に書いてあったんだから
達也が居ないと生きていけないし
生きている意味がないから
もし達也が離れて行ったら私は死にますって書いてあったんだから
陽子ちゃんは本当に達也の事を
必要にしてるの。
そんな陽子ちゃんは死ぬまで覚悟してるんだよ。
達也
分かってるの？
でもお前も自殺しようとしたじゃないか！
手首に傷が残ってるじゃないか
でもね両親に反対されているのに
どうするの？
逆らえないって言ったのは
達也だよ
それで陽子ちゃんと付き合ったのは
達也だよ
私はショックで手首切って自殺しようとしたんだよ。
もう少しで腎動脈を切っていたんだよ。
それも切っていたら死んでいたよ。
今更
現れても困るよ。
お願いだから
陽子ちゃんと離れないで2人で幸せになって！
私は恨んでもないし
達也に出会えた事は良かったと思うし
幸せな時間もくれたでしょ！
それだけで十分だよ
ありがとう
お願いだkら
もう一度ちゃんと話してね。
私はもう話す事はないから
帰って下さい
もう
お昼ごはんの時間だし
誰かに見られたら困るでしょ！
だから早く帰ってと私が言ったら
コンコンとドアを叩く音が聞こえた。
誰か来てしまった。
誰かと思ったら友達のまりあだった。
まりあは達也が居る事に驚いていた！
ありさ何で彼が居るの？
それが昨日ね
たまたま私の両親と会ってしまって
達也の親戚が入院してるらしくて
その帰りに病室を私の両親が教えたの
昨日
陽子ちゃんも後から病室に来て
誤解して私は横腹を刺されたの
それで今日は
昨日の事を謝りに来たの。
警察には話したの？
ちゃんと
警察に話さないと
まりあ黙ってて
お願い
達也さんは二度と来ないで下さい。
ありさを困らせないで下さい。
ありさには英行さんが居ますから
2人は結婚が決まってるんで
邪魔しないで下さい。
今更
困ります。
ありさは大切な友達なんで
傷つく姿見たくないんです。
幸せになってほしいんで
もう関わらないで下さい。
早く帰って下さい。
ありさの
お母さんにお弁当を頼まれたので
渡しに来たんで！
ありさの事は心配しないで
大丈夫ですから
達也ゴメンね
何で
ありさが謝るの
違うでしょ
謝るのは陽子ちゃんでしょう
達也さんが来るのは間違ってますよ。
お帰りください。
じゃあ帰るよ。
ありさ
また来るからな
お大事に
達也は帰った。
私は
お昼ごはんを食べた。
お粥が食べれなから
おにぎりと玉子焼きとか入ってる
お弁当を食べた。
病院食は
あまり食べなかった
まりあと話した。
久しぶりに会ったから
会話も弾んでいた。
コンコンとまたドアの音が聞こえてきた。
私は
どうぞお入り下さいと言ったら
わざわざ山口からご両親がお見舞いに
来てくれました。
ただの肺炎なのに
大げさだよ。
ひでくんも心配性だし
遠い所から
本当にありがとうございます。
刺された所の痛みは
どう？
今は痛み止めを飲んでいるので
大丈夫です。
何で
警察を呼ばなかったの？
今からでも遅くないから
警察に来てもらいましょう
ありささんは刺されたのよ
殺人ですよ。
このままではダメよ
ちゃんと警察に言わなきゃ
これから電話するから来てもらいましょう
止めて下さい。
私は本当に大丈夫ですから。
悪いのは私なので陽子ちゃんは
悪くないんです。
悪いは私なんです
だから止めて下さい。
もう済んだ事なんで
私も早く忘れたいので
わざわざお見舞いに来て下さっているのに
嫌な思いをさせてしまって
申し訳ありません。
どうぞ座って下さい。
まりあも座って
飲み物はあるので飲んで下さい。
冷蔵庫に入ってますから
私の友達の
まりあです。
小学校から高校まで同じでした。
1番仲のいい友達です。
ありさの友達の
まりあです。
よろしくお願いします。
こちらこそ
よろしくお願いしますね。
顔が見れたから良かったわ。
そろそろ新幹線の時間があるから
帰るわね。
わざわざ来ていていただいて
ありがとうございました。
元気になったら私が山口に遊びに行きますね。
本当に
ありがとうございました。
また連絡しますね。
ありさ
俺は駅まで送ってくるわ。
何かいる物はあるか？
今の所ないかな
じゃあ行って来るよ。
うん！
気をつけてね
またね
ありささん
はい！
気をつけて帰って下さいね。
私の両親にも伝えておきますので
お大事にね。
ありがとうございます。
ご両親は帰って行った。
遠いのに
わざわざ来てくれるっていいね。
優しい家族だよね。
ありさ
本当に大丈夫？
顔色
悪いし
私は、だんだん意識がなくなって来ていた。
ありさ
大丈夫？
慌てて
まりあはナースコールを押した。
急いで看護師さんが来た。
ありささん聞こえますか？
反応がない
刺された所からの
かなりの出血
看護師さんにも刺された事を言って
なかった。
自分でタオルで押さえていただけだった。
看護師さんがビックリしていた。
警察には話したのかしら？
まりあがkのうの事を話した。
内容は分かりました。
刺された所を処置しないと
私は意識がなかった。
手術室に入った。
傷は
かなり深かった。
ほっといたら命を落とす所だったらしい。
私は１日だけICUに入った。
輸血が必要なぐらい出血をしていた。
私の意識が戻ったのは次の昼過ぎだった。
私は何が起きたのか
全然覚えていなかった。
起きたら病室に
まりあと
ひでくんが居た。
私は病室に戻った。
私の両親まで来ていた。
私は
ひでくんに何でみんなが来ているのか
聞いてみた。
看護師さんが毛お札に連絡をした事を聞いた。
あれほど頼んだのに
誰にも言わないでと
達也の所にも
警察が行くじゃん
就職も決まっているのに
陽子ちゃんの所にも警察が行くじゃん
言わないでってお願いしたのに
私は大丈夫って言ったのに
何で
酷いよ
みんな出て行って
1人にして
お願いだから
私は1人になった。
涙が止まらなかった。
2人は大丈夫かな？
心配だな
コンコンと叩く音がした。
はい
今は1人にして下さいって言ったよね。
今は
そっとしておいて！
警察です、
入りますよ。
本当に警察の人が病室に来た。
ありささんですよね
はい
達也さんと陽子さんは知っていますよね
知っています。
ありささんは陽子さんに刺されたんですよね。
大した事ありません。
大丈夫です。
生きていますから。
何で刺されたんですか？
殺そうとして刺されたんではありません。
ただの勘違いで刺されただけなんです。
だから大丈夫です。
被害届も出しません。
お帰り下さい。
分かりました。
また気持ちが落ち着いた頃に
また来ますので
何回来ても迷惑なので止めて下さい
本当に大丈夫なので
そっとしておいて下さい。
お願いですから
後は
達也さんと陽子さんの所には
行かないで下さい。
お願いします。
お話は以上です。
お帰り下さい
わざわざ来ていただいて
ありがとうございました。
少し休みますので早く出て行って下さい。
私は警察の人を帰らせ
少し眠くなって来たので
仮眠を取った。
１時間ほど寝て起きたら
ひでくんが側に居た。
みんなは帰ったらしい
ありさ
ちゃんと治療してくれ
看護師さんが様子を見に来た。
ありささん痛みはありますかと聞かれたので
今は薬が効いているので痛みはないです。
痛くなったらすぐに呼んで下さいね
今は輸血しているから
安静にして下さいね
出血
かなりしていたので輸血が必要になったらしい。
点滴も２４時間あるのに
もう嫌になるよ
お願いだから
看護師さんお言う事を聞いて
安瀬にしてくれよ。
心配でたまらないよ。
ひでくん心配しすぎだよ
私は大丈夫だから
居なくなったりしないから
ひでくんと
ずっと一緒に居るから
だから心配しないで
肺炎だよ
すぐに治るから
大丈夫
今日はもう寝るね。
看護師さんに睡眠薬をもらって来てほしいな
疲れちゃったから
分かった
ちょっと待ってて
私はその間に手首を切った。
病室からナースステーションまでは
遠いので
すぐには戻って来れないので
その間に手首を切った。
血がぽたぽたと下に落ちていった。
ひでくんが病室に戻って来た時には
私は意識を失っていました。
ひでくんが大きな声で私を呼んでるのが
かすかに聞こえる。
ひでくんは急いで
ナースコールを押した。
どうされましたか？
ひでくんは
ありさが大変なんです。
すぐ来て下さい。
分かりました
すぐに行きます。
看護師さんは慌てて来た。
ありささん聞こえますか？
反応ないわ
急いでせんせいを呼んで来ないと
ストレッチャー動かして
手術室に運ばれた。
ありさは助かりますよね
ひでくんは聞いた。
今は何とも言えません。
お願いします。
助けて下さい。
ひでくんは先生にお願いをした。
待合室で待っていたら
ありさのご両親が来た。
すいません
僕がついて居ながら
こんな事になって
本当に申し訳ありません。
頭を上げて下さい。
あなたが悪いんではないんだから
ありさは大丈夫よ
信じよう先生を
今は待つしかない
入院が
どんどん伸びていく
ありさ
居なくならないですよね
ありさが居るから
仕事も頑張れて居るんだよ。
ありさが居ないと俺はダメになってしまう
お願いだから
無茶ばかりしないでくれ
俺を1人にしないでくれと心の中で叫んでいた。
手術室の電気が切れた。
ストレッチャーには麻酔が効いて
眠って居る
ありさが居た。
先生
ありさは大丈夫ですか？
手術は成功したけど
精神の方がやられて居て
当分は面会謝絶になります。
また次に
こんな事があったら
命を失う事になります。
肺炎の方はだいぶ良くなっています。
それではICUに運びますね。
俺は後をついて行った。
ありさのご両親は顔だけ見て帰った。
後は頼みましたよ。
俺は
ずっと
ありさの側を離れなかった。
なかなか麻酔が切れなくて
起きる事を拒絶して居るみたいですと
先生に言われた。
