1番近くて、1番遠い。

そして家に帰る。


「バイバイ、亜湖」


「美柑ちゃん、ばいばいっ」


相変わらず亜湖が可愛い。


「送る」


音葉くんが私の横についてそういった。


「いや大丈夫だよ?」


「どっちかというと送らせて」


「…ありがとう」


音葉くんが私の横にいてくれることがすごく嬉しかった。


「なんか、色々助かった。漠然としてるけど…、ありがとう」


私は改めて音葉くんにお礼を言う。


「今日そればっかじゃん」


音葉くんは別にいいよ、と言う。


「…桜宮~!」


遠くから何か聞こえるたと思いきや、丸田が走ってきた。