1番近くて、1番遠い。

「もうっ!あとでベトベトしちゃうじゃんっ!」


「さて。こんな騒動を起こしたのはは誰でしょうか?多数決で決めましょう」


志連くんのたまにあるよく分からないコーナーが始まった。


「321で言うからな。3、2、1、せーの!」


「あんただよっ」「お前だよ」「志連くんでしょ」


「音葉」


…1人だけ違った。


「と言うことで俺の一票が入ったと言うことで音葉。これからどう責任とるか述べなさい」


「理不尽にも程があるだろ!」


私と亜湖は笑ってしまった。


晴れて、青くて、澄んだ世界の中、4人だけの空間。


それが私の悩んでいたことを一時的に停止してくれて、久しぶりに笑えた瞬間だった。