1番近くて、1番遠い。

「…なるほどな。じゃあ、身の回りで志連と真逆の性格の人っている?」


そう言って思いついたのは2人だ。


「えっとね。1つの事しか頭になくて、いつも冷たい口調な人と、…うーん、志連くんと本当に真逆な性格な人がいる。真面目で誠
実そうなの本性は真っ黒」


ふーん、と音葉くんは呟く。


「ごめん、最後の質問。志連と俺がいつの間にか会っていたとしたらどこだと思う?」


いつの間にか会っていたら?場所?


私が真っ先に思いついたのは真凜ちゃんの言葉だった。


『はい!今日もバレないようにしていってくださいね!鳳雛にもいるかもしれないんですから』


彼処(あそこ)だ。


もちろん言えるわけがない。


「幼稚園、とか?」


「なるほど。ありがとう」


なんだったんだろう。