「俺らお試しで付き合ったわけじゃん」

「うん」

「最初の頃はバレンタインに絶対別れると思ってた」

「お前のこと好きになるなんて思ってなかった」

「え?」

「けど、だんだんお前のこと気になっていって、ゲーセン行ったときとか煌君のぬいぐるみ持って嬉しそうにしているお前を見て可愛いと思ったし」

「可愛い?」

「なんせ俺はお前のこと好きになったからこのまま俺とマジで付き合え」