ビックリして後ろを振り返ると

中学生くらいの男の子が立っていた。

「ねぇ死ぬの」

「あんたに関係ないでしょ」

「別に僕には関係ないよ。でも死んだら終わりだよ」

「なんにもわかんないくせに」

「僕死んでるから」

「えっ?」

死んでる。でもだって動いてるし見えてるし

その男の子は私に近づいてきて

男の子が自分の手を掴み胸に手を当てた。