学校七不思議

「は……?」

足元の床が俺のところだけポッカリと穴が空いていて、その先は真っ暗だった。

もちろん空中に浮いていることなんてできず、真っ逆さまに勢いよく落ちていく俺の体。

「なんでっ、フシギを探しにいくんじゃなかったのかよ!」

「だから、言ったでしょ?私はあなたが大嫌い。大事なお友達を貶されたんだもの」

大事な友達って……。

「フシギか……?」

だいぶ下まで落ちてしまった俺が放った声は、上まで届いてはいなかったと思う。