学校七不思議

違うっ!俺は……。

「フシギだ!」

ここに来たのはフシギのせいだ!

俺のせいじゃっ……!

「え……?」

「俺のことをここに連れてきたのはフシギなんだ!だからっ」

あいつを追いかければいい。

そう言おうとしたけど、リオナさんの顔を見ていえなくなった。

友達をバカにされて本気で怒っているような、そんな顔だった。

「だから、何?」

「だからっ、フシギを探すの手伝うから見逃してほしい!」

なんとか喉から搾り出したその言葉。

「そう……」

その言葉と同時に、俺の腕を掴んでいた手の力が弱くなる。