学校七不思議

あれ、でも……?

「フシギっち、どうやってここまできたの?」

屋上までのルートは一つしかないから、さっきまで人体模型がいたなら人体模型と鉢合わせしているはず。

まさか……!

「どうやってって……ジンと一緒にきたよ」

「……っ!う、嘘でしょ……?」

フシギっちの後ろから無駄に大きく足踏みしながら人体模型が出てきて、ジリジリと私に近づいてくる。

人体模型って名前あるんだ……。

こんな時に柄でもなく取り乱したほうがいいんだろうけど、一番最初に出てきたのはそれだった。

「フシギっちって……」

「うん。私は七不思議六番目の七不思議を広める子。みんなの想像通りだよ」