学校七不思議

目の前にいる七不思議の名前がわからなくて、言葉が途切れる。

てか、七不思議に名前なんてあるのか?

番号で呼び合ってるのか?

いや、そもそも交流してるのか?

「あ、申し遅れました。僕、七不思議二番目の開かずの間、あかずと申します」

「あ、どうも。俺、北条隆司です」

名前、あるんかい!

というか、めっちゃ礼儀正しいんだな、今の七不思議って……。

なんかこれ、めっちゃおばあさんがいってるセリフに似てる……。

って、なんで自分のセリフにツッコミ入れなくちゃいけねーんだよ!

「はいはーい!私、フシギ菜々って言います!」

俺の心の中を読めないフシギは、元気よく手をあげてそう自己紹介した。

「は?おまえは知って……」

お前……?

「じゃなくて!よ、ようこそおいでくださいました……」