学校七不思議

俺の忠告も虚しく散り、拓はドアの取っ手に手をかける。

ガチャッ

「あ、開いた……」

ドアが空いただけで恐怖が……。

「じゃあ本当に髪の長い女の人が……⁉︎」

拓が真っ暗な教室に飛び込んでいく。

「待てよ!置いていくなよ!」

追いかけようと思っても足が重くて前に進めない。

こんなところに一人でいたくないのに!

もう女でもなんでもいいから誰か!

「くそっ、動けよ!拓っ、返事してくれ!」