学校七不思議

「……加恋」

あんなに明るかった美佳子ちゃんは、すっかり疲れ果ててしまった様子で、弟たちを引き連れて

大きな荷物を持って家から出ているところだった。

「ごめんなさいっ!私と、会っていたばかりにっ……」

「謝らないでよ。私は加恋と出会えてよかったと思えてるんだよ?」

お菓子もいっぱいもらえたしね!と言って乾いた笑みを浮かべる美佳子ちゃん。

「……っ…どこに行くの……?」

「ん〜、とりあえず県外かな…じゃないと社会的に殺されちゃうし」