学校七不思議

私に対する優しさだと思っているのかしら?

最後のはまあ普通に考えて違うけど、その前よ。

二人とも、父に取り入ろうとしていることが丸わかりだった。

でもまあ、あの二人は悪くない。

悪いのは、人間に身分を作ったこの世界なんだから。

「加恋、大事な話がある。来なさい」

「はい」
 
今日で、今まであった唯一の自由がなくなることも知らずに、私はお父様とお母様がいる居間へ向かう。