気のせいかもしれないけど、 その時の先輩の頬は少し赤くなっているように見えた。 「だって、久瀬くん目立つんだもん…」 弱弱しい声でそう言いながら、困ったように視線を泳がせる。 まあ、それは否定できない。 教室で俺とご飯を食べていたら目立つから、 きっと先輩は毎日ここでご飯を食べているんだろう。