心臓もとめる人体模型

ていうか、早くここを離れないと!

でも、どこに逃げればいい?

どこか安全で見つからない場所……。

屋上、とか……?

鍵が開いているかわからなかったけど、一か八か屋上に行ってみることにした。

「あ、開いてる……」

夜中なだけあって、屋上の端っこは暗すぎてなにも見えない。

それにこの学校は内側から鍵をかけられるから、ここなら誰にも見つからないかも!