はぁ… 学校に行くの、なんか憂鬱だなぁ。

告白したのも勘違いしてたのも全部が恥ずかしすぎてリクトくんに合わせる顔がない。

とその時……


「リヨ」


_____ドキンッ


「リクト、くん」


目の前には真剣な顔をして立っているリクトくんの姿があった。

この様子だと、もしかして待ってた…?って勘違いするな私!!昨日、学んだばっかじゃん。


「昨日の話の続きをしたくて」

「あー!ごめん、時間ないからもう行くね」

「あ、おい!」


私は、その場から逃げ出すように走り出した。

やっぱり… リクトくん、私が告白したのキモイって思ったのかな?!それを言いにわざわざ、?


-休み時間-

「リヨちゃ…」

「ごめん!トイレ!」


-昼休み-

「リヨちゃん、話を…」

「先生に頼まれごとあるから!」


-放課後-

「リヨちゃん、一緒に帰っ…」

「じゃあね!」