-放課後-
「……ソウヤくん?」
「あ、リヨちゃん!」
「どうしたの?」
下校途中、校門前で待っていたソウヤくんを見て驚きながら近付いていく。
「ごめんね、急に押しかけちゃって」
「ううん!大丈夫!」
「あの、さ…」
ソウヤくんが少し頬を赤らめながら、話を切り出そうとしたその時……
「きゃー!リクト先輩だよ」
「やばい。私、生で見たの初めて」
「本当にカッコ良すぎるよ〜」
沢山の黄色い歓声が放課後の疲れきった空間を一瞬にしてクリアにしていった。
「あ、昨日の男の子だ。確かリヨちゃんの…」
そう言って私の方に顔を向けて話そうとするソウヤくん。
だけど私は、真っ直ぐな瞳でリクトくんを見ていた。
「好きなの?」
「え?」
「あの人のこと」
「な、なんで?!」
「……ソウヤくん?」
「あ、リヨちゃん!」
「どうしたの?」
下校途中、校門前で待っていたソウヤくんを見て驚きながら近付いていく。
「ごめんね、急に押しかけちゃって」
「ううん!大丈夫!」
「あの、さ…」
ソウヤくんが少し頬を赤らめながら、話を切り出そうとしたその時……
「きゃー!リクト先輩だよ」
「やばい。私、生で見たの初めて」
「本当にカッコ良すぎるよ〜」
沢山の黄色い歓声が放課後の疲れきった空間を一瞬にしてクリアにしていった。
「あ、昨日の男の子だ。確かリヨちゃんの…」
そう言って私の方に顔を向けて話そうとするソウヤくん。
だけど私は、真っ直ぐな瞳でリクトくんを見ていた。
「好きなの?」
「え?」
「あの人のこと」
「な、なんで?!」