お風呂をあがると、すぐに先生がお風呂に向った。

しかし私が髪を乾かしおわったと同時に先生はあがった。

「先生あがるのはやいね」

「うん。いそいだから。」

初めて見る先生の濡れた髪。

何だか珍しくて胸がキュンとする。

「寝室行こう?」

「寝室?」

「風呂入る前言ったじゃん。消毒するって」

「あ、そうだった」

私はバタバタと寝室に行ってベッドに寝転んだ。

さっき、使ってない奴だから、と歯みがきを渡されたから歯みがきもおわったし、あとはもう寝るだけだ。