試験会場には、高齢者じゃないのかると思うほどの年齢の人から若い人まで幅広い世代がいた。女子トイレは混みやすい為、男子トイレを女子トイレ扱いとして解放されてたり。

「よし、みんな着いたぞ!
ここから先はお前たち次第だ。力を万全に発揮してこい」
2人の先生に見送られる。

試験ギリギリまでテキスト確認し
「よーい。開始」
この合図で国家試験が始まる

午前、午後2部に分かれている。
お昼ご飯は何を食べたか覚えていない程
緊張していた。

受かりますように頑張れますように
大丈夫大丈夫。
呪文のようにひたすら自分に語り掛ける。午前午後と国家試験を受けバスに戻る。

「ね〜難しかったね」
「俺あそこの問題ミスったわ〜」
「落ちた気がする」
「余裕余裕」
とバスの中は国家試験終わって気が緩んだ様な賑わいをしていた