連続短編小説



「私も、あんたのこと大好きだよ」





親友の目が私から離れた後、背中に向かってそう言う。



友達としてじゃない。君の好きと私の好きは違う。







きっと目を見ていたら、好きって気持ちが溢れて止まらないだろうから。



そうしたら、きっと寂しくって泣いてしまう。





私が親友に好きと言ったのは初めてだからだろう、親友は目を輝かせて喜んでいる。



「…み~ちゃん!一生友達でいようね~!

大好き〜~」



そう言って親友は私に抱きついてくる。



「さっきも聞いたよ、それ笑笑」



赤面しないよう平然な顔を保っているつもりだが、上手くできているだろうか。