「フシギ……?」

「え?あ、ごめん。ちょっと考え事をしてて」

「そうか……なあ、拓を助ける方法ってないのか?」

「助ける方法?なんで私に?」

フシギに聞いたからびっくりしているのか、助ける方法を聞いたからびっくりしているからわからないけど、

フシギの目が大きく見開かれる。

「フシギって七不思議に詳しいだろ?だから」

「んー、あると言っちゃあるんだけど……」